市役所にとっては悪夢だが、新川崎に巨大な空地が出現する可能性がもう1つ。それは産業空洞化

武蔵小杉の話から入って恐縮だが、タワーマンションの林立やグランツリーの整備は、なぜ起きたのか。というか、どこにそんな土地があったのか。

その答えだが、某都銀のグランド跡地以外は、企業の工場の移転で土地が捻出されたことが大きい。別の見方をすれば、産業の空洞化である。

で、新川崎はというと、日立が撤退して三井のツインタワーやパークシティができ、タンガロイが撤退してサウザンドシティができた。そんななかで、新川崎駅前には、まだ巨大な工場が残っている。

 

三菱ふそうだ。HPによると、面積は43haもあるらしい。

 

これが撤退したら、、、巨大な空地が出現する。

それこそ、マンション開発大手と言われるメジャーセブンクラスでも、1社独占開発は無理。

いや、住宅だけじゃ無理で、ショッピングセンター込み込みの開発になるかもしれない。

ちなみに、川崎臨海部のキングスカイフロント(もともとはいすず自動車工場)の面積が37haと言われる。それ以上だ…。